今回のBLOOD+

最終回へ続くレールが見えた、BLOOD+第46話『あした天気になあれ』。
又の名を『ソロモン・ゴールドスミスの憂鬱〜茫然でしょでしょ?〜』。
余談ですが、一昨日はすいません。
都知事の悦びに満ちた表情を目撃して、流石のキャンビー兄弟も平静では居られませんでした。
冒険…でしょでしょ?



項垂れ、御髪も乱れたソロモンが印象的だったBLOOD+第46話。
兄貴が愛した王子の面影は何処にもありません。
造反で彼が得たものと言えば『フラれ男』の称号だけです。
(フラれたフラれたと姉さんは言うけど、個人的にはそれ以前の問題だったような気が)
サヤへの未練タラタラでディーヴァを手に掛けようとすれば、次のシーンでは返り討ちに遭い、あまつさえ足蹴にされる始末。
曙も真っ青の噛ませ犬っプリです。
じょ、女王様ァァァ!!
……ドMの血が騒ぎます。



【ハジとサヤ】
・ハジを貸し出すサヤ
真央にレンタルされんとすハジの、困惑しきった「サヤ…」にときめき抑え切れnight。
こ、小西さぁ〜ん!!
・雑務に従事するハジ
電球交換と風呂掃除に驚愕。
ルルゥの「しっかりやれよ」に愕然。
先週の哀し過ぎる展開は…私たちの見た悪夢だったに違いない違いない、違いnight。
・サヤとハジの約束
恋愛と一括りにしたもんか迷うけど、何にしたって可哀想な二人じゃないか。
お互いに思い合っていることは間違いないにせよ、どちらもあまりに報われnight。
擦れ違いも甚だしい。



【カイとサヤ】
既に兄妹の概念など二人の間には存在しない。
まるっきり男と女の関係じゃないか、コラ。
互いが互いを意識し合うような展開は、正直要らnight。
今回、特筆すべきは“カイのプロポーズ未遂”ではないかと。
所詮ヘタレでチェリーなタンクトップ男としか彼を認識していなかった分、私たちの動揺も激しい。
誓いのスペアキーは指輪の代わり。
夕日を浴びながらの「一緒に居てもらいたいんだ」は、迷言として『カイ・ミヤグスク語録』に永久に刻まれるだろう。


ちなみにそんな“カイ式プロポーズ”に対し、サヤは以下のように応えました。
サヤ「カイ、明日も晴れるかなっ」
カイ「ああ…(あれ?返事は…?)」


これはショック!!
哀れなカイに私たちから魔法の言葉を捧げよう、「ナンクルナイサー」と…。
…でも、まあ、どうでも良いか(^▽^)



【おめでとう】
・『悪魔的な計画』
合衆国との結束の元、着々と進行中。
・祝・双子誕生
自然分娩でも帝王切開でもない、「アンシェルが僕のお腹を切って取り出したんだ」。
アンシェルこの野郎!!外道め!!
・姉さん「なあソロモン、少しは大人になれって」→酒に酔ってみさえに絡むひろし
・姉さん「馬鹿なシュヴァリエだ」→ヒィ…!!
姉さんだけは未だに底が知れないなぁ。ある意味一番恐ろしい。



【真央は…】
・祝・デヴィッド退院
・大人組のブレーン会議、カッコイイ。
「正義の味方」?この一連の流れに善悪の定義があったとは…知らなんだ。
サヤの言い続けてきた最終目的は、少なくとも正義にはあてはまらないような。
赤い盾の存在意義が益々分からない。



【次週】
「血よりも芳しいもの」をサヤの中に「見つけた」らしいソロモン・ゴールドスミス。
ついに『私、サヤのシュヴァリエになります!宣言』まで飛び出し、まだまだ『ネクタイ王子』から目が離せません。
見上げたネバーギブアップ精神です、フラれて元気!
次回BLOOD+『すべての血を超えて』。
ソロモンの、世界の中心は、サヤだ。