どうしたことかBLOOD+

何でそうなる『ボーイ・ミーツ・ガール』、又の名を『実は「小便チビりそう」だった宮城カイ』。
信じる力が愛を自由にする…のか?キャンビー弟です…。


何がどうしてそうなったのか、今回のBLOOD+
ほんの一週間前に立てられたばかりのフラグが、早くも活かされました。
これまで蜘蛛の糸が如く張り巡らされてきた伏線を無視して、ねぇ…。



何だかんだで、宮城兄弟が好きだった。
宮城カイが馬鹿で、最近輪をかけて馬鹿で、どう考えてもチェリーで、ヘタレで、チキンで、喧嘩とバイクに明け暮れる17歳で、カレーパン大好き顔で、蔑ろで、アニメに必ず一人は必要なキャラクターで、妹・弟のことを何より大切に思っていて、意外とベビーフェイスで、基本的にイイ奴で、結構好きだった。
ドSへの華麗な転身で、一躍『ネタ(になる)王』としてキャンビー兄弟間で時の人となった宮城リクが、嫌いじゃなかった。放置プレイにおける彼の手腕には、S女医と名高いかの西川史子も正直吃驚だったと思う。中弛みの感否めなかった中盤のBLOOD+に、彼の与えたアクセントは計り知れない。
それだけに、口惜しい。
……あまりにも呆気ない崩壊に言葉も無い。
辛くて辛くて泣きたかった。
アニメを見てこんな気持ちになったのは、アルフレドが死んだあの日以来です。
胸のポケットに思い出溢れそうなキャンビー弟……リク…。



カール、すんごい気持ち悪かったね…。
もう強ければ見た目とか関係ないのかもしれない、アイツレベルの男になると。
強かったねぇ、驚くほど気持ち悪かったけどねぇ。
そして石田ジョエルは機敏さを全くアピール出来ぬまま負傷、私爆笑。
「そこだ!!カバティチャンス」と拳を握り叫んだけれど、あえなく負傷、私爆笑。
折角カールが作ってくれた機会だったのに彼は活かせなかった。
残念でした、君のあだ名は『鈍足のエロボイス』に決まった。



【さて来週】
一年で宮城カイはどう変わったのか?
彼はチェリーボーイを脱することが出来たのか?
精悍な顔つきになっていた(ような気がした)けど、もうカレーパンは食べていないんですか?
どうなんですか?
次週、舞台を一年後のロンドンに移したBLOOD+『信じるチカラ』。
「そこをスルーしてどうする…」一年後です。
タノシミデスネ。