何てったってBLOOD+

『壊れゆく盾』、又の名を『宮城カイ、遂に弟に諭される』の回。
若しくは『「どういう棒だよ…」ってそれどういうツッコミだよ…笑いを基礎から学び直しやがれ、このコンコンニャローのバーロー岬』の回。
帰って来た《きょうの、そろもん(と愉快な兄弟たち)》→
  ネイサン:「私はアドリブ、嫌いじゃないわよ。あなたのこともねウフッ」
  ジェイムズ:「※(…キショっ)遠慮しておく」
  ※聞こえた、私の耳には聞こえた。行間にジェイムズの(…キショっ)を見たんだ。
  ソロモンは、単独行動ばっかりしてて大丈夫なのか。
  サヤの肩を持つのも大概にしないと、兄ちゃん達に何されるか…。
  監禁とか軟禁とか監禁とか……弟、すっごく心配。
  でもさ、神出鬼没過ぎてホント気持ち悪い男だよね、アイツね。



ショッピングinパリと、スピード写真並みに淡白なプリントクラブ、神田うのの恋心のように長続きしないキャッチボールによって沖縄組の復縁がぎこちなくも完了した今回のBLOOD+
久しく見られなかったサヤの穏やかな表情に、殺伐とした緊迫感も薄れます。
そして今回の見所、弟から説教を受ける(我らが)宮城カイ、17歳。
しかもそれを甘んじて受け入れる(我らが)宮城カイ、喧嘩とバイクに明け暮れる17歳。
俄かには信じられないな、この形勢逆転。
優しく言い聞かせているかに見えて、その実兄貴に全く誠意を見せていないリクがとにかくおかしい、とにかく…哀しい…。
何だかね、サヤとカイの距離が近付いても、宮城兄弟間には埋めようのない溝が出来てしまったように思えたよ…。
キャラの感情があっちへこっちへ動き過ぎて、一体全体誰を追い掛けたものかと、そろそろ途方に暮れ始めているキャンビー弟です。




【さて来週】
「嗚呼“あの子”ってそっちかぁ〜〜…」
カールのバカとプリティでキュアキュアな衣装を身に纏ったディーヴァが動き出す、魔法の言葉は『ボーイ・ミーツ・ガール』。
弟のあの歌声は、別れのメロディとなってしまうのか…。
石田ジョエルが機敏な動きを見せたりしたら、大層気持ち悪いだろうな『ジョエル・ミーツ・カバティ』。