モリー先生との火曜日

多忙な生活を送るスポーツライターのミッチはテレビで大学時代の恩師・モリー先生が難病に冒され余命わずかであることを知り、躊躇しながらも16年ぶりの再会を果たす。それから、毎週火曜の二人だけの「人生の講義」が始まる。モリー先生が語る数々の教訓から、ミッチは自分の生き方を見つめ直していく。


展開に映画ならではのとんとん拍子加減は若干あったが、ミッチとモリー先生の交流は温かかった。

ミッチは先生に多くのことを学び救われたと思う。

その先に別れがあろうとも、教わった数々の教訓を糧にこれから混沌とした世の中、人生を「いかに死ぬか=いかに生きるか」を頭に置き、生きていくような気がした。

映画を通し、ミッチと共にたくさんの教訓を教わった気になる。

人生の時間がないモリー先生ならではの教訓。

いつ死んでもいいように生きること、幸せに死ぬこと。

実際、教訓通りに生きていくことは簡単ではないが、肝に銘じたいと思った。

実話らしく、こういう出会いを羨ましく思う。