小津先生……。

(ごめんなさい、不謹慎で)
また精神の安定に時間を要した、軟弱者キャンビー・チキン弟くん。



でもね、確かにショックだったけどね
負けても仕方の無い相手だったと、うん
だってスゲーもんフランス
よくもまぁ、あそこまで守ったなと
あのブラジルが、全く攻撃させてもらえなかった
よくもよくもまぁ、あそこまで守ったなと
そしてあの時間帯に、『引退の決まったジダンのアシスト→フランス代表の未来を担うエース・アンリのゴール』
ってコレ、最高の形じゃん
鳥肌たったよ
負けても仕方の無い相手だったって、うん
う〜ん、何て言うか良い試合だったし
うん、これはこれで納得……
できるか(何だこの流れ)



でも負けても仕方の無い相手だったことは事実だと思う。
統制に違いがありすぎる。
チームの結束力の違いが、結果として直接の敗因になった。
皆、ジダンを尊敬してるもんね、信頼してるもんね。
そしてフランスは、チームのピークを決勝リーグにきっちり合わせてきた。
グループリーグで韓国に引き分けた時はアンリも思わず
「フランスにかつての輝きは無い」とか何とかぼやいちゃったけどね。
(あの時は「何、その弱気…」って思っちゃったけどね)
勝ち進む毎にどんどん調子を上げてきて、今はこんなにチームとして完成してる。
堅実なんだ、フランスのサッカー。
そんで、パレイラは何でロナウドを使い続けたのか。
日本戦がそうだったように、若いFWを使った時の方が攻撃は上手く回っていたと思う。
ロナウド、お前は足が止まってんだよぉ〜…。
ロナウドが動かないことが、ロナウジーニョのプレーを制限していたことも事実な訳で。
そうそう、ロナウジーニョ
彼はファンタジスタになれませんでしたね。
ノッてる時は誰にも止められれない、手が付けられない程怪物くんなのに。
波があり過ぎるんだよぉ。
何でこんだけで帰っちゃうんだよぉ。
(もうぶんしょうがまとまらないよ、おにいちゃん)
でもパレイラを責められない。
『ブラジルが敗れる時、責任は必ず監督にあるということだ』
って、言ってるよ、この人は。
全部分かってんだ。



私も「これ私が応援してるから負けんのか…?」
とか自意識過剰なことほざいてたよ(多分そう思った人、日本に五万人位居るよ)。
立て続けにショックが襲ってきて、もうなにがなんだかわからないよ、おにいちゃん。
勝敗に対して不感症になる。
トラウマになりそうな今回のW杯。
もちろん準決勝も見所の多い、かなりの好カード揃いであることは間違いないよ。
ドイツ対イタリアとか、攻防を考えるだけでゾクゾクする(バラックどうなんのかな〜)。
でも…キャンビー兄弟はそれだけじゃダメなんだ……。
ロナウジーニョ、何でこんだけで帰っちゃうんだよぉ…。
ちょっと「もうW杯は終わった…」っ思っちゃった午前二時のキャンビー弟です。
まったくねむけがおそってこないよ、おにいちゃん。