……。

良くも悪くも、バラックが鍵になった試合だった。
バラック負傷による陣営の乱れを狙って後半、右サイドから切り崩そうとしたアルゼンチン。
その穴を補い、延長戦を乗り切ったドイツ。
PK戦まで縺れれば、アルゼンチンが不利になることは目に見えてた訳で。
更にあの場面で“怪我を圧して戦う”“キャプテンの”バラックがPKを決めたのはデカかった…。
あの時、「これはいよいよ本格的にダメだ…」と思った、信じてたけど。


【それまでに「ダメかも…」と思った瞬間】
・ありとあらゆる点において自国開催の強みを感じた(少なくとも後半以降のジャッジは公平だったと思うが…)。
・クローゼのゴール、気持ち良かった。
アボンダンシエリの負傷。
・守りに入るのが早過ぎた…守備的布陣を固めるためにカードを使い果たしたペケルマン。結果アルゼンチンは、サビオラもメッシもベンチに残したまま負けてしまった。


カウンターの応酬に息つく暇も無い試合展開だった。
鳥肌たった。
神は、死んだ。
私も、死に掛けた…。
これでロナウジーニョとメッシの師弟対決の夢は潰えた。
…思い出をありがとう、ワールドカップ
……2010年も、よろしくね…ッ(涙で前が見えません)。